2月1日
中学受験をしたあの2月の4日間を、私は死ぬまで忘れないだろう。
食べると受かるというジンクスで、休み時間にこっそり口に入れたダースのホワイトチョコレート。
集団面接でいまいちうまく答えられなかったこと。
翌日の入試後、昨日の結果がだめだったことを一瞬で理解できた母の顔。
なんとも言えないオーラを放って歩く母の背中。拒絶、落胆、嫌悪。
4戦3勝1敗。なのにその1敗で私は「失敗」の十字架を今も背負い続けている。
12歳の子供たちは相当なプレッシャーと戦っている。
もちろん親もだけど。
頑張れなんて言わない。
きっとみんな十分に頑張ってきた。
受験の結果がたとえ「不合格」だとしても
君の人生は終わりじゃない。ダメじゃない。
誰も想像出来ないくらい
君は成長しているはずだ。
今まで頑張ってきたこと。
入試まで頑張り抜けたこと。
自信と誇りを持って
この先の長い人生を生きて欲しい。
どうか。